2020年9月25日から10月25日の間でWeb開催された「第54回日本作業療法学会 作業の魅力・作業の力 ~暮らしを支える作業療法の効果~」において、当センター
リハビリテーション部作業療法科課長の生田純一がスペシャルセッション最優秀演題賞を受賞しました。
(受賞タイトル)
脳血管障害者の運転適性に関連する実車前評価 ―決定木分析による検討―
受賞にあたり生田職員は以下のように述べています。
「今年度、オンラインにて開催された第54回日本作業療法学会にて最優秀演題賞を受賞することができました。本研究は、脳卒中患者さんの運転適性について、どのような評価を組み合わせることが臨床上有用かを検討したものです。統計的検定の後に、人間の意思決定に必要な項目と判断基準を樹木の形で表現する決定木分析を行い、階層的に運転評価を組み合わせることの有用性を示すことができました。今後も継続して、臨床場面に還元のできる研究活動を行っていきたいと思います。」
当センターではエビデンス(科学的根拠)レベルが担保されたリハビリテーションを提供するために、職種を問わず、職員の研究・研修活動を積極的に支援しています。なお、今回、最優秀演題賞を受賞した演題については医学雑誌「高次脳機能研究(旧失語症研究2021 1号)」に掲載されます。
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